スタッフブログ

お子さまの朝と夜のブラッシングについて

スタッフブログ

朝のブラッシングについて知ろう

 

起きたばかりは口内が乾燥している

寝ている最中はは唾液の分泌量が減少する為、口内が想像以上に渇きます。また、この状態は大変細菌が増殖しやすいタイミングです。そのため寝ている最中の口の中の細菌数は、起床時のの3倍にもなると言われており、これは数に変換すると億単位になります。
例えば、起床時に口内がネバネバしたり、口臭が気になったりするのはこれが要因です。その為、起きてすぐに洗口をして細菌を取り除きましょう。

 

朝ご飯の後にはブラッシングをしよう

虫歯を事前に防ぐ為には、朝ご飯の後のブラッシングが大変重要です。
一般的には、朝起きた際と朝ご飯の後の2度ブラッシングをされる場合や、朝起きた際と朝ご飯の後のどちらかにブラッシングする方がいらっしゃると思います。可能であればどちらか1回で済ませたいと考える方が多いと思います。その場合、どのタイミングでブラッシングすることが良いのでしょうか。推奨しているタイミングは、ブラッシングする頻度が多すぎると歯や歯肉にダメージを与えてしまうケースがあるので、朝ご飯を食べた後の1回で大丈夫です。本来ならば毎回の食後にブラッシングをするのが良いですが、ランチタイムはブラッシングをすることが困難な為、朝のタイミングで可能な限り隅々までにブラッシングしましょう。

 

夜のブラッシングについて知ろう

 

就寝前に丁寧にブラッシングしよう

寝ている時に口内で虫歯菌が増殖してしまうので、就寝前のブラッシングでどれだけ隅々まで美しく出来るかがポイントとなります。
可能であれば1日3回のブラッシング全てを丁寧に行うことですが、朝の時間やランチタイムは忙しくてじっくりとブラッシング出来ないのであれば、夜にじっくりと美しすれば大丈夫です。

 

 

仕上げのブラッシングも大切

小学生になると、自分自身で歯をブラッシング出来るお子さまも大変多くなります。しかし、どれだけがんばって形式上はブラッシングしているようにも見えても、通常はまだ食べ残しがあると考えた方が良いでしょう。小学校の高学年でも同様に磨ききれていないと言えるでしょう。つまり、小学校を卒業するくらいまで、夜だけでも仕上げのブラッシングを持続することが大切です。

 

丁寧に磨くことを意識する

ブラッシングで重要なことは、何回磨いたかよりも質です。たとえ1日に1度のブラッシングでも、丁寧にブラッシング出来たら、隅々まで磨く意識をせず1日3度ブラッシングするよりも効果があるとされています。虫歯が発症されるまでには数日以上必要ですので、毎日1回でも良いので丁寧にブラッシングしましょう。
もしも、丁寧ではないブラッシングを何日も継続していると食べ残しある箇所が虫歯に繋がってしまいます。虫歯予防のためには、1日1回はしっかりとプラークを取り除く必要があると認識しましょう。

 

食後にブラッシングする習慣を身につけよう

 

食後は虫歯菌が活発に

虫歯菌が歯を脱灰することで発症する虫歯や、酸性である飲食物が歯を溶解する酸蝕症は異なるものです。
食べた後の30分以内は口内で虫歯菌が活性化するので、そのタイミングでブラッシングをして、歯垢とその中に入っている細菌を無くすことが大切であることを念頭におきましょう。

 

ブラッシングの意味をおさらい

食べた後のブラッシングは、虫歯の要因となる細菌を豊富に含んだプラークを取り除くとともに、プラークができる元となる糖質が口内に残らないように取り除くという目的があります。
その為、食べ物を口に含んだ後に可能な限り歯を早くブラッシングしないと、プラークのなかに含まれている細菌が糖質を分解して酸が生じます。それを経て、脱灰と言われる、歯が溶解される状態になってしまいます。

ALL